小渕優子議員、少子化担当大臣として入閣

http://www.asahi.com/politics/update/0924/TKY200809240274.html
小渕議員が少子化担当大臣として入閣しました（厳密にいうと麻生内閣の発足は天皇による任命の後になりますが）。
当選3回の議員が入閣すること自体あまり多くないことです。それでも何か実績があれば悪いことではないと思います。小渕議員の場合特にこれといった実績もありません（ＮＨＫのニュースでも小渕元総理の次女と説明されていました。特にこれといった実績のない議員とはいえ他に説明する言葉はなかったのでしょうか。）。なぜ入閣させたのか非常に疑問です。小渕議員は親が有力政治家で、女性でもあるということで目立つ議員ではありますが（少なくとも女性であるという点は今回の入閣にも影響した可能性は高いと思います。）、こうしたことで入閣させたのでしょうか。

ところで以前運輸関連の業界紙で小渕議員のインタビューが載せられていたのを思い出します。この記事では小渕議員には良い返答を期待することも出来ないと思ったのか、インタビューする方も途中から当たり障りのないことしか聞かなくなってしまっていたことを覚えています。このときは2002年度で1回目の当選だったのでやむをえないところもあったのかも知れませんが。
（ちなみにこのとき同時にインタビューを受けたのは綿貫民輔議員でした。綿貫議員は、
「自分はかつてはトラック運輸会社の経営者をやっていたが、そのころはトラック運輸業は雲助などといわれ馬鹿にされていた。そのころには今のようにトラック運送業が近代産業になるとは考えもつかなかった」
というような趣旨でトラック運輸業界の発展を取り上げるなどしており、なかなか良い話をしているという印象を持ちました。有力議員と当選1回議員のインタビューを比較しても仕方がないとは思いますが、それでももう少し良い回答ができないものかと当時は思いました。）

とにかく小渕議員の入閣の件で麻生内閣には開始早々少なからず失望しました。